月間走行距離を2か月間1.5倍にして挑んだ大阪マラソン シリーズブログ 第5回。
今回は、「ペースを落としたロング走を増やす」というテーマで書きます。
今までのマラソン大会では、2週間前は、レースペースの30km走をやっていました。ですが、効果が薄いと思いやめました。
その代わり、ペースを落としたロング走を増やしました。
レースペースの30km走は効果が薄いのでは?
今までマラソン大会では、2週間前は、レースペースの30km走をやるようにしていました。何かの本に書いてあって、それを実践していました。
ただ、最近、この練習はどうなのだろう?効果が薄いのでは?と思うようになりました。
- 精神的にきつい
- こなせる確率が20%くらい
- 次の日練習できない
- 達成感がある
- 自己ベストを出したときは、やろうともしていない
精神的にきつい
レースペースのロング走は精神的にきついです。走っている間だけでなくて、走る前もきついです。

明日はレースペースで30km走かあ。。
と思うだけで、ちょっと気分が乗らなくなります。この状態で練習するのは、よろしくありません。
こなせる確率が20%くらい
今までの大会の練習で、レースペースの30km走は何回かやりました。1人でやったときも、練習会の集団でやったときも含めて、最後までできたことは、2、3回しかありません。
最後まで、ペースを落とさず、30km走れる確率は20%くらいです。ほとんど失敗しています。
次の日練習できない
レースペースの30km走ができてもできていなくても、疲労が溜まります。なので、次の日練習できない可能性が高いです。
できたとしても、元気に練習できるかと言われれば微妙です。疲労が溜まった状態のジョギングは、ケガのリスクが高くなります。
今回は、月間走行距離を増やすことを1つの目標にしています。この練習は効率が悪いです。
達成感がある
レースペースの30km走ができたときは、達成感があります。
SNSで早く投稿したいという気持ちになります。
ただ、私の場合だけかもしれませんが、ここでピークアウトしている感じがするのです。レースペースの30km走終わってから、大会まで徐々に走力が落ちてる感じがします。
30km走をこなせたときは、大会では、サブ3どころか、自己ベストも達成できていないのです。。。
自己ベストを出したときは、やろうともしていない
ここが一番重要です。
私はサブ3を2回達成しています。その2回ともレースペースの30km走はやろうともしていなかったです。当時は、調子がいまいちなこともあって、4’15/km の30km走は、絶対にできないと思ってました。
それでも、サブ3はできているのです。
レースペースの30km走は、やってもやらなくても、関係ないように思います。
ペースを落としたロング走を増やす
前章の理由から、レースペースの30km走はやめました。
その代わり、ペースを落としたロング走を増やしました。ペースを落とすだけでも精神的な負荷は軽減します。
頻度を増やすことで、月間走行距離が増えます。



月間走行距離を増やすためには、一番重要な練習!
- ジョギングペースで25km以上
- レースペース+10~20 で25km以上
2つとも、負荷は高くて、疲労も大きいですが、次の日走れなくなるほどではないです。
ジョギングペースで25km以上
ジョギングペースは、4’35/km ~4’40 /km を基準としています。
このペースだと、25km以上はきついので、ペースは落とします。
- 25km : 4’40~4’45 /km
- 30km : 4’45~4’50 /km
- 36km : 5’00/ km ( 3時間走 )
レースペースの30km走より負荷は軽いです。この練習を増やすようにします。この練習なら、週1はできると思いました。
また、以下のことを気をつけました。
- なるべく休憩せず、走り続ける
- ペースダウンをしない
レースペース+10~20 で25km以上
この練習は1回だけやりました。
30km : 4’25 /km 設定。
レースペースの1人30km走の代わりにやりました。ペースを落とすだけでも精神的な負荷は軽くなります。
結果は、



やっぱりこなせてないんかい!!でも、28kmは走れてるし、本気で寒かったし、低体温症でペースダウンするよりはいいかな。
ロゲイニングはマラソンの練習になるのか?
ここからは、余談の話です。
大会1ヵ月前に、マラソンの練習のために、ロゲイニングに参加しました。
4時間のロゲイニングに参加し、42.1km 3時間58分くらいで走りました。トータル キロ5’40/km でした。


ペースは、4’00/km ~ 6’00/km をいったり来たりで、途中歩いたり止まったりしてました。
以下の理由から、ロゲイニングは、マラソンのロング走の代わりとしては有効と思いました。
- そもそも、42km走っている。
- 景色が変わるので練習の気分転換になる。
- 大会の雰囲気を味わえる。
- マラソン大会より参加費が安い。
ただし、ある程度の地図を読みながら走る技術は必要と思います。


また、大会によっては、
- 余計なミッションに時間を取られて、走らない時間が多いことがある。
- アップダウンが激しかったり、トレイルが多いと、疲労が残る
ということもあります。この場合は、マラソンのロング走としての効果は薄いと思います。
まとめ
今回は、「ペースを落としたロング走を増やす」というテーマで書きました。
レースペースの30km走をやめて、ペースを落としたロング走を増やしました。
次回は、マッサージガンについて書きます。
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