ここではサブ3達成のためのヤッソ800についてお話します。
ヤッソ800の目的は、サブ3ペースで走り切るスピードを身につけることです。
負荷がとても高く、お勧めの練習です。
ヤッソ800とは
ヤッソ800は、800mダッシュと400mジョグを繰り返し10本行う練習です。800m ダッシュと400m ジョグは同じタイムとなるようにします。
一般的な目安として、ヤッソ800のペース ( 800mダッシュと400mジョグのペース ) は次のとおりです。
- サブ3 : 3’00
- サブ3.5 : 3’30
- サブ4 : 4’00
つまり、レースの目標タイムが〇時間△分とすると、ヤッソ800のペースは、〇分△秒となります。
目標ペース
ぼくはヤッソ800のペースは 2’52 を目標としました。「さっき、サブ3は3’00って書いたやん。」と思うかもしれませんが、サブ3達成するためには3’00は負荷が軽いです。
ぼくはヤッソ800の3’00 ペースは余裕でこなせました。それでもレースでは、サブ3はできませんでした。
- 800mダッシュを2’52
- 400mジョグを2’50
このペースでできると、サブ3に近づくでしょう。
もちろん、調子がいいとき、悪いときでペースは変わります。
調子がいいとき
- 400mジョグ : 2’50
- 800mダッシュ : 前半2’50、後半2’48
後半ビルドアップするようにします。
調子が悪いとき
- 400mジョグ : 2’55~3’00
- 800mダッシュ : 2’55~3’00
様子を見ながら、ペースを上げられそうと思ったら、後半は2’55 を切るペースで走ります。
筋肉の刺激でどんな走りか分かる
ヤッソ800は負荷の高い練習です。後半につれて、ダメージが大きくなります。筋肉への刺激で、どんな走りになっているか分かります。
詳しくは↓の記事を参考にしてください。
いつやるべきか?
- レース2週間前まで
- 週半ば
- 夕方~夜
レース2週間前まで
大会まで2週間切っているときにヤッソ800をすると、レースで疲れが残っている可能性があります。ヤッソ800はそれだけ負荷が高いです。
週半ば
ヤッソ800はウオーミングアップ、クールダウンも含めて、1時間半以内に終わります。仕事終わりにさくっとできます。
時間のある週末は、ロング走にあてるといいです。
夕方~夜
仕事終わり、夕食前が一番よいです。
ヤッソ800は負荷が高いので、起きたばっかりの朝は避けたほうがいいです。
どこでやるべきか?
ヤッソ800の場所の候補は次の2つです。
- 陸上競技場
- 距離が分かるロード
陸上競技場
ここが一番ベストです。トラック1周が400mなので、ヤッソ800をするのに最適です。
200m間隔で距離が分かります。なので、ペースの確認がしやすいです。
ヤッソ800をやるなら、陸上競技場がお勧めです。
距離が分かるロード
ロードでも距離が分かるところであればできます。
が、800m、400mの距離が分かるところはなかなかなさそうです。
ただし、スピードが速いのでGPS時計を使うのは難しいです。
まとめ
ここではヤッソ800についてお話しました。
サブ3するためのスピードを身につけるために、ぜひやってみてください。
月間200kmでサブ3するための練習メニューは↓の記事を参考にしてください。