お隣の福井県で開催された足羽山ロゲイニングに参加した。
参加者は10数名程度。石川県からの参加者は私だけ。他の参加者は福井県の方。足羽山をトレーニング場にしているしている方もいる。
私にとっては完全にアウェー状態。
しかし、オリエンテーリング出身者として、ここはアウェーでも勝ちたいところ。
そこで、今回はアウェーで勝つための戦略を3つ立てた。戦略のコンセプトは、
「基本を大切に」
ロゲイニングに勝つ3つの戦略
1. ルートプランを紙に書く
今回のロゲイニングは、スタート後に地図が配布される形式。
地図配布と同時にすぐに行きたいところだが、事前のルートプランはしっかり立てようと思った。
中途半端なルートプランを立てて途中で立て直すくらいなら、最初に時間を使ってでもじっくりルートプランを立てたほうがいい。
競技時間は1時間30分だが、5分をルートプランで使うつもりで。
- コンプリートできるルートを考える。
- 時間がなくなったときのためのショートカットルートも考える。
実際は、スタート後、地図を貰った後、座り込んでルートプランを立てた。ルートプラン( コントロールを取る順番 )を紙に書いた。
走っているときはこの紙を見ることはなかった。すでに頭の中に入っていたから。
2. コンパスを使って不安を解消する
普通にロゲイニングするならコンパスはいらない。でも、今回はアウェーで勝つためにコンパスを使った。
コンパスを使う目的は、
「俺は正しい道走っているのか?」という不安を解消するため。
コンパスを使うことでこの不安が100%解消される。コンパスを使えば、道を間違えることはほとんどない。( いわゆる正置走り )
地元の方は、知っている道なので不安なく走れる。
私は知っている道はひとつもない。なので、コンパスを使って、不安を解消して、知らない道を知っている道であるかのように走る。
3. 立ち止まる時間を減らすようにする
ロゲイニングでは、立ち止まる時間を減らすことが勝利へのカギ。道の分岐やチェックポイントでいちいち立ち止まっていたら時間を奪われる。
立ち止まる時間を減らすために、走りながらいろいろとやった。
- カメラの起動、停止
- チェックポイントの写真を確認
- 地図読み
- 給水
立ち止まるのは、チェックポイントでカメラのシャッターを押す時だけ。チェックポイント取った後のルートは事前に走りながら決めている。なので、すぐに走り出すことができる。
きつい登り坂は無理して走らない。歩く。その間、地図読みや給水をする。
とにかく、立ち止まらない。
結果
結果は、1時間20分で全コントロールをコンプリートして、優勝することができた。
最初は間隔がつかめず、チェックポイント周りでうろうろすることもしばしば。
コンパスを使いながら立ち止まらないよう走り続けたおかげで、あまり止まることはなかった。
45分経過した地点で、最初に立てたルートプラン通りでコンプリート出来そうだと思った。
アウェーで勝つための戦略がうまいことマッチしたレースでした。
おわり
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