僕は、マラソンチームのコミュニティの運営を6年くらいやってます。
この間に楽しいこともあれば、大変なこともたくさんありました。学ぶことは非常に多かったです。
今回は、マラソンのコミュニティの運営を6年間やって、管理人が一番にすべきと思ったことを書きます。
コミュニティ運営で一番にすべきこと
一番にすべきことは、チームに迷惑をかける人の対応と思います。
長年コミュニティの運営をやっていると、迷惑をかける人に遭遇します。絶対に遭遇します。他のマラソンチームのリーダーとも話していますが、同じようなことを言ってました。
コミュニティ運営をやりたいって思っている人は、どんなに気をつけていても迷惑をかける人と絶対に遭遇すると思ったほうがいいです。
やっかいなことは、この迷惑をかける人は、悪気がないということです。
自分が正しいと思ってやっています。コミュニティのルール違反をしているわけではありません。周りの人とも人間関係も良好です。でも、やっていることはチームに迷惑をかけています。
コミュニティの運営者は、チームに迷惑をかける人に対してしっかり対応する必要があります。
チームに迷惑をかける人をほったらかしにしないほうがいいです。その行為が原因でメンバーがコミュニティから徐々に抜けていくからです。
最終的にチームが崩壊します。
迷惑をかける人の対応方法
やり方はいろいろとありますが、僕がやった対応方法を書きます。
まずは、迷惑をかける人に対して、どの行為が迷惑をかけているかを伝えました。具体的にやった行為を言います。
「あなたの行為はチームをめちゃくちゃにしている。みんな迷惑している。」
この言い方はダメです。相手も正しいと思ってやっているので、「え?どういうこと?何言ってるの?」って思われます。
「チーム内で、チームメンバーをこっそり自分のチームに引き抜く行為が見られました。あなたはどういう意図かは分からないが、その行為はチームをばらばらにする行為です。その行為を不愉快に思っているメンバーが多数います。」
このくらい具体的に言いました。
だいたいはそこから数回のやり取りで決着がつきます。
それでも理解してもらえないときは、周りの主だったメンバーにも相談して、強制退会としました。
迷惑をかける人の対応はめちゃくちゃ手間
迷惑をかける人の対応はめちゃくちゃ手間です。エネルギーをすごく使います。
- 迷惑をかけている行為の事実確認
- メンバーからクレームがあった場合は、その人の話、もしくは別の人の話を聞く
- 迷惑をかける人に対するメッセージの文章作成
- 迷惑をかける人に対するメッセージのやりとり
- 強制退会の場合は、メンバーに事情を伝えるための文章作成
- 強制退会に疑問を持つメンバーがいれば、その詳細を伝える
特に、迷惑をかける人のメッセージのやりとりが大変です。
文章を考えるのも時間かかりますし、それで何回もやりとりするとなるとさらに時間がかかります。
僕は1回のメッセージのやりとりで30分くらい時間を使ってました。
って何回も思いました。でもこの手間を省いたらだめなのです。
下手な対応をすると、コミュニティのメンバーが不信に思います。
コミュニティのメンバーで事情を全く知らない人もいます。迷惑をかける人と仲がいいメンバーもいます。そんなとき、いきなり、「あの人は、チームに迷惑をかけているので退会させました。」ってなると、メンバーは「えっ?なんで??」ってなります。
そのメンバーが迷惑している人に確認すると、「退会の理由が全く分からない」って言われます。そうなると、「このコミュニティ大丈夫?」って思われます。
西野亮廣さんのVoicyで同じようなことを言っていた
西野亮廣さんのVoicyでも同じようなことを言ってました。
別れ際が大切。西野亮廣さんの場合は、直接納得するまで話し合うそうです。そうしないとコミュニティの愛情がそのまま怨念に変わるからです。
僕はそこまでやってませんでした。
でも、そのくらいやったほうがいいと思いました。
まとめ
僕は、コミュニティの運営で一番大切なことは、迷惑をかける人の対応と思いました。
練習会やオフ会のイベントを企画するのも大事です。が、それよりも迷惑をかける人の対応をしっかりしたほうがいいです。
迷惑をかける人の対応はめちゃくちゃエネルギーを使います。
コミュニティを運営しようと思っている人は気をつけてください。
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