「走り続けないと完走できない!」ということはないです。おそらく、トップ選手も全部走っていない。
僕が初めて完走したときはCブロックの真ん中くらいからスタートでした。なんとか制限時間ぎりぎりで完走しました。もちろん、全部走っていません。
今回は、僕が富士登山競走をぎりぎり完走したとき、どのくらい歩いたのかについてお話します。
- ロード 11km ( 0-11km ) : 歩き 0%
- トレイル 4km ( 11-15km ) : 歩き 70%
- 登山 6km ( 15-21 km ) : 歩き 100%
ロード 11km ( 0-11km ) : 歩き 0%
ここは歩きませんでした。全部走りました。ずっと走り続れるのはこの区間しかないです。
特に、7km のエイドを過ぎてから急激な登りでした。走り続けるのはすごくきつい。
それでもこの区間は頑張って走ったほうがいいです!
ロード終わった地点で後ろになればなるほど、渋滞に巻き込まれます。道幅がせまくなるからです。
渋滞に巻き込まれると関門に間に合わないです。「やばい!」って思って前に行こうにも、道幅がせまくて前の選手がなかなか抜けません。また、あせってしまうと余計なストレスがかかります。
なので、この区間はきつくなっても11km の馬返しまでは走ったほうがいいです。
トレイル 4km ( 11-15km ) : 歩き 70%
ここは走りと歩きを使い分けました。ずっと登りでここまでの疲れもあって、ほとんど早歩きでした。周りの選手もほぼ全員が歩いてます。「ここで頑張ってすぐ疲れる」と思ったので、無理しませんでした。
走れたのは↓のときです。
- 平坦になったとき
- 走れるって思ったとき
平坦になったとき
ほとんど登りだけど、たまに平坦になります。平坦なところは走れました。前の選手が走ったとき、離されないようについていくようにしました。ずっと歩き続けて体力は温存されていたので、そんなにきつくなかったです。
走れるって思ったとき
「走れそう!」って自分で思ったとき走りました。前のペースが遅いなあって思ったとき走りました。
登山 6km( 15km – 21km ) : 歩き 100%
ここは全部歩きました。ここまでの疲れもある中、1kmで200~300m登ります。走ることはほぼ不可能です。周りの選手も歩いています。早歩きをどれだけ継続できるかが大事になると思います。
一度止まってしまうと、きつくなったらまたすぐ止まりたくなります。止まってばっかりでタイムロスになります。きつくても前の選手からはなされないようしたほうがいいです。それに、止まってもあんまり体力は回復しません。
まとめ
- ロード 11km ( 0-11km ) : 歩き 0%
- トレイル 4km ( 11-15km ) : 歩き 70%
- 登山 6km ( 15-21 km ) : 歩き 100%
富士登山競走はずっと走り続けないと完走できないということはないです。
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