マラソンランナーの批判記事を見て、怒ってシェアしてしまう人もいると思います。
でも、シェアするということは、批判記事の人気記事にする行為となります。
あなたが怒ってシェアすることが、ニュースサイトの狙いなのです。
今回は、マラソンランナーの批判記事をシェアしてはいけないというテーマでお話します。
なぜ批判記事を書くのか?
批判記事をなくす方法を話す前に、「ニュースサイトはどうして批判記事を書くのか?」ということについてお話します。
批判記事を書く理由はアクセスを集めやすいからです。ぼくはブログをやっているのでよく分かります。
というタイトルを見たら、「なんだこれ?」と気になって、記事をクリックすると思います。内容がどうであれ、アクセス数は増えます。
このタイトルよりも先ほどのタイトルのほうがアクセス数は集まります。
アクセス数が集まるということは、人気記事ということです。
ニュースサイトの一番の目的は、マラソンランナーを批判することではありません。アクセス数を集めることです。アクセス数という目に見える数字が大事なのです。
なので、ニュースサイトが批判記事を書く理由は、アクセス数を集めやすいからということになります。
「この記事はひどい」と拡散することでさらにアクセス数が増える
よく、「この記事はひどい。ランナーは一生懸命頑張っているんだ。」とSNSで怒っているランナーの投稿を見ます。その人はひどい記事もシェアしています。
するとどうなるか?
この投稿を見たランナーは、どれだけひどい記事なのか気になって、アクセスするでしょう。そういった記事はアクセスしたくなるのです。
別のランナーがコメントで「ほんとにひどいね」と言うかもしれません。そして、そのランナーが自分のタイムラインにひどい記事をシェアするかもしれません。
さらにこの記事のアクセス数が増えます。
結果、記事がシェアされまくって、ひどい記事のアクセス数が伸び、人気記事となるのです。
批判記事を人気記事にしているのは、皮肉にも「この記事はひどい。選手は一生懸命頑張っているんだ」と怒っているランナーです。
まずは批判記事のシェアをやめることから
批判記事をなくすためにはどうすればいいのか?
残念ながら批判記事をなくすことはできないです。人間の本能で、批判記事はみんな気になって見てしまうのです。芸能人の不倫ネタがなくならないのと同じと思います。なんだかんだでみんな見てしまうのです。
では、マラソンランナーができることは何か?
それは、批判記事の拡散をしないことです。
「ひどい記事」を見て怒る気持ちはよく分かります。ぼくもランナーですし、ぼろ儲けという言葉はひどいです。
でも、怒って記事をシェアさせるがニュースサイトの狙いなのです。
怒って記事を拡散しても、批判記事がなくなることはありません。あなたはずっと起こり続けていることになります。怒り続けるの疲れませんか?
なので記事をシェアしたくなっても、ぐっとこらえましょう。我慢しましょう。
そして、「また、バカな記事書いてるわー」で流して、マラソンの練習をしましょう。10kmも走れば怒りの感情が消えているはずです。
まとめ
いかがたったでしょうか。
今回は、マラソンランナーの批判記事をシェアしてはいけないというテーマでお話しました。
批判記事をシェアする行為は、その記事を人気記事にする行為となります。
シェアしても怒りが収まるわけでもなく何もいいことはありません。
批判記事のシェアはやめときましょ。
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