100km マラソンを初めて走る人は不安でいっぱいだと思う。
私も不安でいっぱいだった。
今回は、私が初挑戦したときの失敗談を書く。
この記事を参考に少しでも不安を和らげてもらえたらなと思う。
初挑戦の失敗談
私の100km マラソンの初挑戦は、2008年の野辺山高原ウルトラマラソン。13時間47分くらいでギリギリ完走できた。だが、失敗だらけのレースだった。
- ペース配分を間違えた
- 序盤の登りを頑張りすぎた
- 膝の対策が不十分だった
ペース配分を間違えた
当時はそう考えていた。
実際、最初の10kmを1時間3分で走った。次の10kmも1時間3分で走った。この区間は登りに関わらず。
今考えると、このペースは完走目標としては速かった。
100km を制限時間14時間で完走するためには、8:24 / km で走り続ければよい。エイドロス、後半の失速を考えると、7:00 / km がちょうどよいかと思う。
6:00 / km は速すぎた。サブ10を狙っているわけでもないのに。
ペースを落とすと完走できるか不安になる。でも、最初に早く走りすぎると、後半もっと失速する。
ペース配分は大事だと思った。
序盤の登りを頑張りすぎた
序盤の登りで頑張りすぎると、後半の登りで走れなくなる。そんなところで目立っても、ネタになるがそれ以外にいいことがない。
当時はそう思っていた。実際、登りはしてペースアップした。
25~35 km は登り下りがある区間。
そのとき何を血迷ったか、登りでダッシュした。ランナーを抜くことに快感を覚えた。
おかげで後半の登りをまったく走れなくなった。前半の登りで抜いたランナーはずっと先に行ってしまった。
登りはペースを落として、下りはペースを少し上げる。序盤から冷静に走ったほうがよさそうだ。
ひざの対策が不十分だった
ひざの対策としてロングタイツで十分と思っていた。でも、考えが甘かった。
「CW-Xのロングタイツでサポートされるし大丈夫だろ。」と当時は思っていた。
ところが、そんな甘い話ではなかった。40km 過ぎてからの下りで痛み出した。そこから一気にペースダウンした。
ロングタイツ以外の対策を考えていなかった。
85km 地点でとぼとぼ歩いていると、後ろからチームメイトに抜かれる。そのとき、エアサロンパスを渡された。
エアサロンパスのおかげで、だましだまし最後まで走ることができた。あのエアサロンパスがなかったら完走できていなかっただろう。
ひざの対策が不十分だったことを痛感した。
荷物預けも上手く使って、エアサロンパス、テーピングなどの準備をしておくべきだった。
ひざが痛くなることは予想できた。最悪の事態を考えて対策するべきだった。
まとめ
- ペース配分を間違えた
- 序盤の登りを頑張りすぎた
- 膝の対策が不十分だった
初めて100km 走る人は、ぜひとも参考にしてほしい。
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