- 90分切れたので、次は85分を切りたい!
- フルでサブ3するためにハーフで85分切りたい!
そう思っている方のために、ハーフマラソンで85分切りを目指す人がやってはいけないことを3つお話します。
ハーフ85分切りの参考になればと思います。
- スタート直後ペースアップする
- 後半ペースアップしようと考える
- ペースが遅いと思って飛び出す
スタート直後ペースアップする
スタート直後はペースアップしがちです。スタート直後に、「あれ、いつもより速い。もしかして、俺調子いい?」と思うのはよくあることです。
スタート直後が一番疲れてないので、いつもより速いのは当たり前です。
大会に向けて調整もしているので、練習よりも疲れてない状態です。また、周りのランナーも一斉にスタートします。
スタート直後はペースアップになりがちな条件がそろっています。ペースアップしないことを意識しないと、絶対にペースアップします。
スタート直後のペースアップは、後半の失速につながります。スタート直後で自分の実力以上の力を使っているからです。
85分切りは、4’00/km ~ 4’05/km で走れば達成できます。
- 200m : 48秒
- 400m : 1分36秒
- 600m : 2分24秒
予定通りのペースを刻むためにも、スタート直後は200m間隔でペースを確認したほうがいいです。
後半ペースアップしようと考える
85分切りを目指すなら、後半のペースアップは難しいです。ペースアップできても、1kmで 2~3秒くらいと思います。
後半の疲れた状態で1kmで5秒以上のペースアップは厳しいでしょう。
という作戦はやめたほうがいいです。前半に4’05/km で走ったときの疲れは、4’00/km で走ったときとそんなに変わらないと思います。
という作戦のほうが85分を切れる可能性は高いと思います。
フルマラソンに比べて、ハーフマラソンのほうが一気にペースダウンする可能性は低いです。後半のペースアップを考えず、最初から 4’00/km でペースダウンを恐れずいきましょう。
ペースが遅いと思って飛び出す
3、4人の集団で走っていたとき、「なんかペース遅いなあ。よし、ペースアップしよう。」とむやみに考えないほうがいいです。
1人で走るより集団で走ったほうが力を使わないのです。
あなたが飛び出してもペースアップしきれずに、集団がみんなついてきていつの間にか先頭を引っ張っていたってこともよくあります。
また、今の1kmは落ちたけど、次の1kmはペースを持ち直したってことはよくあります。あなたがいる集団も85分切りを狙っている可能性が高いです。
集団のペースが少し遅くなっても、むやみに飛び出さないようにした方がいいです。集団を利用して、力を使わないようにしましょう。
集団にいるときも、時計を見ながらあせらず冷静に走るべきですね。
まとめ
今回はハーフマラソンで85分切りを目指す人がやってはいけないことを3つ書きました。
- スタート直後ペースアップする
- 後半ペースアップしようと考える
- ペースが遅いと思って飛び出す
ぼくはハーフマラソン85分切りは、フルマラソンサブ3と同じ練習で達成できました。フルマラソン サブ3の練習が参考になるかと思います。
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