今回は、野辺山100km マラソンでサブ10達成したとき( 9時間56分24秒 )の、レースプランをお話しします。
走るのは7回目でした。コースもだいたい覚えていて、具体的な目標を立てることができました。
- 目標ペース : 5:30 / km
- 通過目標 : 42.195km 3時間50分、50km 4時間30分
- 手荷物預け : 42km は預けない
- 馬越峠 : 無理して走らない
目標ペース : 5:30 / km
最初から 5:30 / km で走ることを目標にしていました。もちろん、登り下りでペースは変化します。
- 登り : 4:30 / km ~ 5:30 / km
- 下り : 5:30 / km ~ 6:30 / km
5:30 / km は平坦な場所の目標ペースです。
5:30 / km でずっと走り続ければ、9時間10分でゴールできます。50分の余裕があります。サブ10するためには余裕を持って走ります。
- エイドロス
- 馬越峠のロス
エイドロス
エイドの給水給食でタイムロスをします。フルマラソンのように、立ち止まらず給水することはしません。タイムロスが多くなってもエネルギー補給を確実にしようと考えていました。
馬越峠のロス
馬越峠の登り区間( 74 – 79 km ) は、急激な登りとなるため無理せず歩く作戦をとりました。仮に走ったとしても、歩いているのとそんなにタイムが変わりません。ここはペースが想定ペースよりだいぶ遅くなります。なので、ここのロスも事前に考えてました。
通過目標 : 42.195km 3時間50分、50km 4時間30分
ざっくりですが、通過目標を考えていました。
- 42.195km : 3時間50分
- 50km : 4時間30分
42.195km 3時間50分
42.195km 地点を3時間50分で通過することを目標にしました。
仮に5:30 / km ペースで走って、エイドロスも考えたら、42.195km は3時間50分くらいに通過できます。
実際は、3時間52分くらいでした。途中でトイレロスをしていました。それがなければといい感じだったのに。。。
50km 4時間30分
中間点を4時間30分に通過することを目標にしました。5:30/km で走るより早い想定タイムだが、
- 38km以降はずっと下り
- 後半に余裕を持ちたい
ということを考えてこのタイムに設定しました。
実際は4時間30分20秒でした。ほぼ想定通り!
手荷物預け : 42km は預けない
野辺山100kmマラソンは42km、71km の2ヶ所で手荷物預けができます。
サブ10達成のために、あえて42kmの手荷物預けをしませんでした。その理由は、タイムロスが大きくなるから。
42km 地点の荷物を預けると、取りに行くまでに追加で100m くらい余分に走らなければなりません。
余分に走っているわりに、42km の荷物預けは、携帯用のエネルギージェルを補充するだけです。
ここの荷物預けは必要ないと思い、ここは利用しないことにしました。
それだけで、4分は時間短縮できます。
馬越峠 : 無理して走らない
僕は「馬越峠はきつかったら無理して走らない。」という作戦を立てました。
無理して走っても足が疲れるし、体力も消耗するだけです。そのわりには歩くときとタイムは変わらない気がします。
むだに疲れるくらいなら、馬越峠は歩いて体力を温存しようと考えました。
実際は、前半2km は歩きと走りの繰り返しました。残り3kmは疲れもあり全部歩きました。無理して走らない作戦を実行!
タイムは遅くなったかもしれないが、その分体力は温存できました。抜かれた人は先の下り区間で全員抜き返すことができました。
まとめ
- 目標ペース : 5:30 / km
- 通過目標 : 42.195km 3時間50分、50km 4時間30分
- 手荷物預け : 42km は預けない
- 馬越峠 : 無理して走らない
7回目の野辺山100kmマラソンだったので、具体的なレースプランが立てられました。
100kmマラソンでサブ10達成するためにまとめ記事は↓から。

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