今回は、ペースランナーについていく欠点 についてお話します。前回は利点をお話ししました。
基本的にサブ3のペースランナーがいるならついていったほうがサブ3達成に大きく近づきます。ですが、ペースランナーについていくことの欠点もあります。
ペースランナーについていく欠点
- サブ3より速いペースで走る
- ペースの上げ下げがある
- 給水所でペースダウンする
サブ3より速いペースで走る
ペースランナーはサブ3より速いペースで走ることが多いです。
4:15 / km のぎりぎりペースで走るとサブ3に間に合わないこともあるからです。間に合わないとランナーからクレームがきます。余裕をもって走ります。
一般的には、4:10 / km 前後で走ると思われます!
4:10/km と 4:15/km は、ペースランナーにとっては誤差の範囲かもしれないです。でも、サブ3達成目標のあなたにとっては誤差ではないはずです。5秒速いだけで負担がぜんぜん違います。
ペースランナーについていくのなら、4:10 / km 前後になると思っていたほうがいいでしょう。『思っていたよりも速い!』ってあわてないように気をつけましょう。
ペースの上げ下げがある
ペースランナーはAIではないので、4:15 / km できっちり走ることはないです。4:00 / km まで上がったり、4:30 / km まで下がったりすることもあります。
最初の1km が集団にのまれて遅くなる、次の2km は後れを取り戻すため速くなる、ということもありえます。コースのアップダウンでもペースの上げ下げはあります。
ペースの上げ下げがあると体力を使ってしまい、後半の失速につながります。
ペースランナーについていくなら、ペースの上げ下げがあることも覚えておこう。
ペースランナーのペースが上がったら頑張ってついていくほうがよいでしょう。1人でペース落としてペースメイクすると、少しづつ離されていきます。ずっとペースが上がり続けることはないので、ここは我慢するところです。
給水所でペースダウンする
ペースランナー周辺は集団になっているので、給水所はどうしてもペースダウンします。
ただし、ペースランナーはペースダウンしません!ペースダウンするのはペースランナーについていっているあなたです。給水している間に、ペースランナーははるか前方に進んでいます。
追いつくために、ペースアップしなければなりません。追いついた!と思ったころに次の給水になります。給水所のペースアップダウンでペースランナーから離されやすくなります。
給水所でペースダウンのことも覚えておこきましょう。
中間点を過ぎると集団は小さくなります。小さくなれば、ペースダウンも少なくなります。
まとめ
- サブ3より速いペースで走る
- ペースの上げ下げがある
- 給水所でペースダウンする
ペースランナーについていくときは、利点だけでなく欠点もあります。
サブ3達成するためのレース戦略は↓のページを参考にしてください。
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