という話を聞いたことがあると思います。
ハーフで85分を切れれば、フルの目安タイムは 85×2+10 = 180 = 3時間
となります。計算上はサブ3できます。
あくまで計算上です。
では実際にハーフマラソンで85分を切った人は、フルマラソンでサブ3はできるのでしょうか?
フルマラソンの練習をしないと厳しい
ハーフマラソンで85分を切っても、フルマラソンの練習をしなければ、サブ3は厳しいと思います。
理由はフルマラソンを走り切る足腰ができていないからです。
30kmを過ぎてから急激にペースダウンすると思います。4’15 / km の一定ペースで走っていたとしてもです。これは、「30kmの壁」と言われています。
ハーフでペースを落とさず走れていても、フルになると急激なペースダウンが起こりやすいです。
では、サブ3達成するためにはどうすればいいのでしょうか?
フルマラソンサブ3の練習方法
サブ3を達成するには、フルマラソン用の練習が必要です。
ハーフで85分を切っているのでスピードは十分にあります。あとは、長い距離、長い時間走る練習が必要となります。
30km走
30km のペース走です。目安を 4’10~4’15 / km とするとよいです。この練習で25kmあたりから急激なペースダウンがあるかもしれません。これは「30kmの壁」の疲れと同じです。
ぼくも初めて30km走したときは、25km過ぎてから急激にペースダウンしました。ずっと4’15 / km で走れてきたのに、急に5’00 / km を切るのも難しくなりました。
練習でこの経験を味わえるのは大きいです。
3時間走
3時間走る走ります。ペースは5’00〜5’30/km です。
ペースを守るより3時間走りきることを目指します。
30km走よりペースが遅いですが、この練習でも急激なペースダウンがあるかもしれません。
ヤッソ800などのインターバル
85分切れているならば、サブ3するスピードはあります。
30km走や3時間走などのロング走と一緒にインターバルをするとより効果は高いです。3、4日間隔でロング走とインターバル走を交互にやります。
まとめ
今回はハーフで85分を切れれば、サブ3はできるのか?というテーマでお話しました。
フルマラソンの練習をしなかったら、サブ3は厳しいです。
でもフルマラソンを走るスピードは身についているので、あとは長い距離を走る練習をすればサブ3に大きく近づきます。
コメント