今回は、サブ3達成するために30km以降の失速をなくす3つの対策についてお話します。
いい練習ができても、レースで失速することはあります。30kmの壁、35kmの壁と言われるものです。
今まで時間をかけて練習してきただけに、レースの失速は防ぎたいものです。
紹介する対策は、ぼくが失速対策としてやったことで効果があった方法です。この方法で失速を防ぐことができました。
- エネルギー不足対策
- 足裏の血豆対策
- 足がつる対策
エネルギー不足対策
1つ目は、エネルギー不足対策です。
フルマラソンは長時間走るため、エネルギー不足になりやすいです。「空腹感を感じるなー。」と思ったら危険です。30km以降で失速する可能性が高くなります。
エネルギー不足にならないために以下の対策をしました。
- カーボローディング
- 携帯食を増やす
この対策のおかげで、サブ3したときは空腹感を感じることなく、最後までペースを維持して走り切りました。
カーボローディング
カーボローディングについては以下の記事にまとめています。
カーボローディングは、本番1週間前からやります。
- 6日前~4日前 : 炭水化物の量を徐々に減らす
- 3日前~当日 : 炭水化物の量を徐々に増やす
また、はりきっていきなり食べすぎないようにしました。お腹が痛くなって、食べられなくなるからです。
携帯食を増やす
サブ3したときは、普段のレースより携帯食を増やしました。携帯食にエネルギージェルを使用しました。
エネルギージェルは以下のものを使いました。毎回使用しており、値段も手ごろで、飲みやすいです。
レース | 使用したジェルの数 | 使用間隔 |
普段 | 3 | 10km |
サブ3したとき | 5 | 6.5km |
今回は普段よりもジェルの数を2倍にしました。
スタートしてから6.5km で1つ目のジェルを使用しました。空腹感を感じる前の補給を心がけます。
走りながらの補給も大変ですが、レース中の空腹感は感じませんでした。エネルギー補給の効果は高いです。
ただし、以下のことは気をつけてください。
- 5つのジェルの携帯は重さを感じる
- 走り終わった後気分が悪くなる
足裏の血豆対策
2つ目は、足裏の血豆対策です。
サブ3ペースで、20km以上走ると、足裏に血豆ができます。着地するたびに痛みを感じます。だんだん痛みがひどくなります。それが原因で失速するのです。
対策として次のことをしました。
- 新しいソックスを使う
- プロテクトJ1 を塗る
新しいソックスを使う
足裏に血豆ができるときは、古いソックスを使っていたときです。なので、なるべく新しいソックスを使います。
新しいソックスを使うと血豆に悩まされることはなくなりました。
プロテクトJ1を塗る
血豆対策の2つ目として、プロテクトJ1 を塗りました。
- 朝起きたとき
- レース前
の2回使用しました。
この対策も有効だったと思います。
足がつる対策
3つ目は、足がつる対策です。
ぼくは20km過ぎで両足のふくらはぎがつりやすいです。足がつっても、走り続けることはできます。しかし、つったところをかばいながら走っているため、他のところを痛めやすいです。そしていつの間にか失速します。
サブ3したときは足がつる対策はしました。足がつったのが、20km → 25km に変わっただけでした。しかし、そこから失速せず最後までペースを落とさず走り切れました。足はつりましたが、そこからの悪化を防げました。
今回やった対策は次の3つです。
- ふくらはぎのマッサージ
- ナッツ類を取る
- 塩飴を使う
ふくらはぎのマッサージ
レース1週間前からお風呂上りにふくらはぎのマッサージをしました。テニスボールやグリッドローラーでほぐします。ふくらはぎの奥の筋肉をほぐすように心がけました。
ナッツ類をとる
レース1週間前のカーボローディングに合わせて、ナッツ類のお菓子を取るようにしました。足つり予防にいいと言われている、マグネシウムを取るためです。
塩飴を使う
レースでは塩飴を使いました。ナッツ類と同じで、マグネシウムを取るためです。
だだし、1つしか使用しませんでした。食べながら走ると息苦しくなったからです。
まとめ
今回は、サブ3達成するためにレースの30km以降の失速をなくす3つの対策についてお話ししました。
- エネルギー不足対策
- 足裏の血豆対策
- 足がつる対策
サブ3達成の参考にしていただければと思います。
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